惑星の定義・・・本当に科学者がこの定義を決めたの?
ちょっと遅くなってしまいましたが、先週惑星の定義が変更されて、冥王星が惑星ではなくなった事が大きなニュースになっていました。自分としては、呼び名の問題だけなので、冥王星が惑星でも惑星じゃなくてもどちらでも構わないのですが、この定義は根本的なところがちょっとおかしくないですか?
asahi.comの記事によると、太陽系の惑星の定義は「太陽の周りを回り、十分重いため球状で、軌道近くに他の天体(衛星を除く)がない天体」とされた。とあります。また、矮惑星は「太陽の周りを回り、十分重いため球状だが、軌道近くに他の天体が残っている、衛星でない天体」と定義され、近くに同程度の小天体が多数見つかっている冥王星は、その代表と位置づけられた。と言う事になっています。
原文を読んでいないので、この記事の内容が真実だとしての話ですが、「衛星を除く」とか「衛星ではない天体」と書かれています。では、衛星とは何でしょうか?国立天文台に聞いて見ました。
国立天文台からの回答
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衛星については、いまのところ明確な定義はありません。
今回の国際天文学連合の決議での「惑星」の定義には、衛星という言葉は使われ
ていませんが、dwarf planetの定義には「衛星でない」という表現が確かに使わ
れています。
衛星とは、これまでの慣習的な意味を延長して考えると、「惑星やdwarf planet
のまわりを公転している天体」ということになるのではないでしょうか。
ただ、最近では探査機による観測によって、輪を構成する粒子と区別しづらいよ
うな直径数kmの小さな衛星や、小惑星のまわりを回る小天体も見つかっていま
す。衛星の定義を決めることになる日も近いのかもしれません。
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惑星の定義には衛星と言う言葉は使われていないとの事なので、記事が間違っていたのかな?でも、dwarf planet(とりあえず矮惑星)は衛星ではないと言う定義が作られたけど、衛星とは何か決まっているわけではないと言う事です。とりあえず、「惑星やdwarf planetのまわりを公転している天体」が衛星だとすると、ある星Aが有って、その周りをBと言う星が回っていて(と言っても両方が互いの引力に影響された動きをするので、片方が一方的に回っているわけではない)、Bが軌道上の唯一の天体だったとき(AとBは十分に重くて球状だとする)、
1. Bが衛星である為にはAは惑星又はdwarf planetである必要がある。
2. Aがdwarf planetである為にはAは衛星であってはならない。
3. Aが衛星ではない為には、Bは惑星又はdwarf planetであってはならない。
4. Bが球状であるにも関わらず、惑星又はdwarf planetでない為には、Bは惑星である必要がある。
1に戻ってしまいました。Bが2重惑星のとして存在している相手の場合(2重惑星の定義って何だろう?)は惑星と認められるはずですが、どちらにしても同じ事です。無限ループに入る事には変わりありません。
そもそも、定義を決める場合に定義の決まっていない言葉が出きたり、お互いの言葉が入っていては定義が成り立たないと言う事は基本中の基本です。その事が何故問題にならないのか、不思議で仕方がありません。冥王星が惑星かどうかよりも、こっちの方が重大な問題です。衛星、2重(多重)惑星、小天体の定義も決めないで、惑星の定義が決められてしまうと言うおかしな話がまかり通ってしまうなんて・・・。何か問題を解く場合には、定義がしっかりしている事が大前提なのに。
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